小便小僧
コロナという超現実的な状況において、アートは人々の心を豊かにすることが重要だった。そんな思いからパトリック・ジェロラが作曲し、飛田智美が歌詞を担当した。
この曲は、日本で開催された4輪の移動美術館の展覧会に合わせたものだ。アーティスト、パトリック・ジェロラがペイントし、制作した巨大な像は、軽トラックに乗せマネケン・ピスと日本全国を旅している。
1388年に制作され、600年以上の歴史を持つマネケン・ピスは、災害を鎮めた英雄である。ベルギーのブリュッセルの街を敵軍が包囲し、城壁を爆破しようとしたとき、少年が芯におしっこをかけて火を消したのが「マネケン・ピス」の名前の由来と言われている。
この展覧会を通して、文化・経済界を麻痺させることに成功したこのコロナのシュールな状況から世界を救うことができることを心から願っています。
多くの幸せな人々に出会えたことは、私たちにとって本当に宝物です。
レコーディングはベルギーのStudio La Rivièreで行われ、アレンジはベルギーのミュージシャンでプロデューサーのフィルマリーが担当した。